新築中のアトリエ賃貸をご紹介!
「アトリエ賃貸推進プロジェクト」は本年(2021年)3月に開始しましたが、その少し前に私のほうでアトリエ賃貸の新築を提案し、Goサインを出してくださった不動産オーナーがいらっしゃいます。
神奈川県横浜市南区に2箇所、小さめの土地を所有しておられ、1箇所は戸建て賃貸を、もう1箇所は連棟式戸建て(タウンハウスと呼ばれているものです)を新築する計画をお持ちでしたが、2棟とも1階をアトリエスペースにするプランを採用してくださいました。
「この2棟が成功したら、アトリエ賃貸を増やしていきましょう」とおっしゃられ、ご自身のアトリエ賃貸には「キャンバスハウス」という名前をつけていくことを決められました。
今回は新築中の2棟の「キャンバスハウス」をご紹介したいと思います。
キャンバスハウス横濱蒔田Ⅰ
最初は第1号物件となる「キャンバスハウス横濱蒔田(よこはままいた)Ⅰ」から。
こちらは木造3階建ての戸建て賃貸で、横浜市南区東蒔田に新築中。完成は本年(2021年)8月上旬の予定です。
専有面積は73.54㎡。間取りは3LDKで1階をアトリエスペースとしています。
最寄り駅は横浜市営地下鉄ブルーラインの「吉野町」駅で徒歩8分。同じくブルーラインの「蒔田」町駅(徒歩9分)、京急線・「南太田」駅(徒歩11分)も利用できます。周辺は閑静な住宅街なので、創作活動に集中できるでしょう。
各階の間取図も簡単にご紹介します。
[キャンバスハウス横濱蒔田Ⅰ 1階]
1階は12.2畳大のアトリエが中心です。
アトリエとして使いやすいよう、次の工夫がされています。
1. 床面が土間になっている
床を汚したり、濡らしたりすることを気にせず創作に集中していただけるよう、床面は土間にしています。 版画のプレス機を設置する際も強度のある土間は重宝されるかと思います。
2. 壁面にOSB合板を設置している
制作した作品を保管(ストック)しやすいよう、壁面にOSB合板を設置しています。釘やネジを打つことができるので、壁面いっぱいに作品を展示することができます。
3.ライティングレールを多用している
創作中、照明の明るさや角度などを自分で調整できるよう、ライティングレールを多めに設置しています。
4. 玄関扉を引き戸にしている
作品の搬出入をしやすいよう、玄関扉は引き戸にしています。
5. 洗面台を設置している
絵筆やパレットなどを洗いやすいよう、アトリエに洗面台を設置しています。
美術に携わっている方たちからお聞きした意見をできるだけ取り入れ、創作しやすい空間づくりを心がけました。 1階にはほかにバスルームとパウダールームがあります。
[キャンバスハウス横濱蒔田Ⅰ 2階・3階]
2階は12.9畳大のLDKとトイレ、3階は洋室2室(6.0畳大と5.1畳大)となっています。
キャンバスハウス横濱蒔田Ⅰはご家族で暮らされる方をメインに設計しましたが、ルームシェアもOKとしています。それぞれの洋室にはクローゼットがあるので、ルームシェアをしやすい間取りです。
美術家の友人同士、アトリエもシェアしながら暮らしてみてはいかがでしょうか?
キャンバスハウス横濱蒔田Ⅱ
続いて第2号物件「キャンバスハウス横濱蒔田Ⅱ」をご紹介します。
こちらは木造2階建ての連棟式戸建て賃貸で、横浜市南区蒔田に新築中。本年(2021年)8月下旬に完成する予定です。
2室(A号室&B号室)から成り、どちらも1階がアトリエスペース、2階がLDKとなっていて、その上に広いロフトがあります。専有面積はA号室が46.50㎡(ほかにロフト11.66㎡)、B号室が46.78㎡(ほかにロフトが11.38㎡)です。
最寄り駅は横浜市営地下鉄ブルーラインの「蒔田」駅で、キャンバスハウス横濱蒔田Ⅱまでは徒歩6分という近さです。周囲はⅠ同様、閑静な住宅街になっています。
各階の間取図も簡単にご紹介します。
[キャンバスハウス横濱蒔田Ⅱ 1階]
A号室、B号室とも1階は約10畳大のアトリエとバスルーム、パウダールームから成っています。
アトリエとして工夫している点は「キャンバスハウス横濱蒔田Ⅰ」とほぼ同じ。玄関扉が開き戸になっている点だけが異なります。
シューズインクローゼットは収納も兼ねられるサイズ。上階からアトリエを通らずバスルームに入れるようになっている点にもご注目ください。
[キャンバスハウス横濱蒔田Ⅱの2階]
2階は約11畳大のLDKとなっています。キッチンはカウンター式で、家族や来客との会話を楽しみながら料理ができます。
リビングの上部は吹き抜けになっているのでとても開放的。またトイレは階段を上がったところにあるので、アトリエで創作中も生活空間を通らずに済むようになっています。
[キャンバスハウス横濱蒔田Ⅱのロフト]
A号室、B号室ともLDKの上に約7畳大のロフトがあります。
ロフトと言っても、梯子で登るタイプではなく、きちんとした階段があります。天井高も1.4mほどあるので、居室として十分利用できます。
ここを寝室にすることができるほか、お一人で暮らすのであれば2階のLDKで寝起きして、このロフトは作品の収蔵室にするという手もあります。
先行申込みを受け付け中
キャンバスハウスという名前は「真っ白なキャンバスに思い思いの絵を描くみたいに、自由に伸び伸びと創作活動に打ち込める空間をご提供したい」というオーナーの気持ちが込められています。キャンバスから連想し、外観と室内のカラーデザインは白を基調としています。まだ誰の色にも染められていない新築アトリエ賃貸「キャンバスハウス横濱蒔田Ⅰ」「キャンバスハウス横濱蒔田Ⅱ」は本記事公開時点(2021年5月27日)ではまだ募集を始めていません。
気になるお家賃ですが、キャンバスハウス横濱蒔田Ⅰは月額148,000円、キャンバス横濱蒔田ⅡはA・B号室ともに月額118,000円とする予定です。
今回は「ワクワク賃貸」の読者の方に優先的にご検討いただきたく、先行して情報公開をいたしました。
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文:久保田大介